60歳から歩き始める前に気をつけたいポイント
新しくウォーキングを始めたとき、思わぬところに痛みを感じることがあります。
足首や膝が痛くなったり、腰や背中、肩に違和感を覚えたりするのは、体が本来の歩ける状態から遠ざかっていたサインです。
そのため、歩き始める前に軽く全身運動を行い、体を準備することをおすすめします。
歩く前の準備運動
首、肩、腕、腰、骨盤、膝、足首など、全身の関節を意識的に回して動かし、可動域を広げましょう。
この準備運動によって関節の動きを滑らかにし、歩行時の負担を軽減できます。
正しい歩き方のポイント
最初のうちは、以下のポイントを意識するだけで十分です。
1.肩の力を抜き、背筋をまっすぐにする
ただし、無理に背筋を伸ばしすぎると腰が緊張し、お腹が前に突き出てしまうので注意。
2.おへその下あたりに軽く力を入れる
力を入れすぎず、自然な状態を意識しましょう。
3.視線は前方を向く
顎を軽く引き、遠くを見るイメージで歩くとバランスがとりやすくなります。
4.腕を自然に振る
無理のない範囲で軽く前後に動かすと歩きやすくなります。
5.かかとから着地し、体の重心を前へ運ぶ
前に出した足と共に腰を自然に前へ出すよう意識しましょう。
歩き方と平衡感覚の関係
人は歩くとき、片足に体重を乗せながらバランスをとっています。
しかし、加齢とともに平衡感覚が低下し、片足だけで体重を支えることが不安定になると「すり足」になりやすくなります。
すり足はちょっとした段差につまずきやすく、転倒のリスクを高めます。
無理なく快適な姿勢で歩くことは、この平衡感覚を鍛える上でも効果的です。
歩行中の姿勢チェック
最初は意識して正しい姿勢で歩いていても、しばらくすると普段の癖で姿勢が崩れ、背中が丸まり、前傾姿勢になってしまうことがあります。
それでも気にしすぎる必要はありません。時々姿勢をチェックし、軽く修正する程度で十分です。
痛みを感じたら無理をしない
もし歩いている途中で体のどこかに痛みを感じたら、無理をせず休憩しましょう。
ゆっくりと体を動かしてみて、痛みが軽減するなら歩行を続けても問題ありません。
しかし、痛みが引かない場合はすぐに中止し、体を休めることが大切です。
小さな痛みや痺れを放置すると、後々回復に時間がかかることもあります。
無理をせず、自分の体の状態に合わせたウォーキングを心がけましょう。
まとめ
参考になれば幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。