世界最古の医学雑誌に掲載された注目の研究
アメリカの総合医学雑誌のひとつである「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」は、世界で最も長い歴史を持ち、広く読まれている医学雑誌です。
この雑誌に、ホノルルで実施された「歩くことと健康の関係」に関する興味深い調査結果が掲載されました。
12年間の追跡調査:60歳以上の男性707人が対象
この研究では、1980年から1982年の間に61歳から81歳だった男性707人を対象に、12年間にわたって毎日の歩行距離を記録しました。
対象者は全員、現役を引退し、喫煙をしていない人たちでした。
12年間もの長期にわたる追跡調査は容易ではなく、その結果は非常に貴重なデータとなっています。
歩く距離と死亡率の関係
調査期間中、707人のうち208人が死亡しました。
そのデータを分析した結果、1日1マイル(約1.6km)未満しか歩かない人の死亡率は、1日2マイル(約3.2km)以上歩く人のほぼ2倍に達していた。
最も歩かないグループの7年後の死亡率と、最も歩いたグループの12年後の死亡率が同じだった。
つまり、歩くことで5年の差が生まれたのです。5年あれば、多くのことができる貴重な時間です。
60歳からでも遅くない!歩くことで健康寿命が延びる
調査対象者は60歳以上の男性でしたが、結果を見ると60歳を過ぎてからでも歩くことが老化を遅らせ、死亡リスクを下げることが明らかになりました。
どの年齢からでも、日々の歩行習慣を見直すことで健康寿命を延ばせる可能性があります。
まとめ
ホノルルでのこの研究は、歩くことが健康と寿命に大きな影響を与えることを科学的に示しています。
1日わずか2マイル(約3.2km)のウォーキングを習慣化することで、より健康的で長生きできる可能性が高まるのです。
日々の生活に「歩く」時間を取り入れ、健康的な未来を手に入れましょう!
参考になれば幸いです。
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